解釈、決めつけだけの、私の発言に驚きました
あなたは、こんな会話をしたことがありませんか?。
「○○さんは、また遅れた(遅刻)か…、あいつはだらしないなぁ〜」
この言葉で事実なのは、赤く塗った部分です。
青で塗った部分は、発言者のジャッジメント、解釈、決めつけです。
ある事実に、
私がジャッジメント(決めつけ、解釈)をして発言することが多いことに気づきました。
私の発言のほぼ9割は、このパターンです。
一つの事実に、私自身が解釈をつけて感じて、そのことを発言してしまう。
あなたにもそんな事はありませんか?。
私と同じようなかた、多いのではないでししょうか?。
解釈もまた反応だと感じました
私の(あなたの)その解釈もまた、「自動反応」のひとつだと感じました。
なぜ?、その事実にそういう解釈をしてしまうのか?、
なぜ?、その事実にそういうジャッジメントをしてしまうのか?、
そこに…、コミュニケーションの悩みがあるのではないでしょうか?。
最初の文章で言いますと、「遅れる(遅刻)」=「だらしない」と言う風に反応してしまう。
そこを見ていくことが、コミュニケーションの悩みを楽にしてくれるポイントだと思います。
そのジャッジメントの裏のニーズを考えてみる
今回の場合は「だらしない」と言うジャッジメントをしたのですが、
その言葉の裏に、私のどんなニーズがあったのか?、
そこを考えてみるのが、「反応」についてを見ていく、と言うことになります。
私には、
「私にだらしないと思わせないでくれ」
「自分のほうが、このことについては優れている(時間にきちんとしている)」と確認したい。
「だらしない君でいてくれ」
など、複雑で、ジャッジメントしてる側の闇の部分をも、見ることになります。
すべての言葉、には…、必ずニーズも伴われています。
事実だけのコミュニケーションとは?
事実だけみていくと、「遅れた」と言う事実だけがあるだけです。
でもその人がだらしない、と言うのは事実ではありませんよね。
「事実」とは、だれが見ても変わりようがないことだと感じています。
この例えでの事実だけのコミュニケーションで言うと。
「○○さん、遅れたね〜」だけになります。
逆にジャッジメントされた発言をもらった時には
こちらも同じです。
相手の発言で、事実は何なのだろうか?、
相手のジャッジメントは何だろうか?、
相手のニーズは…??。
そう考えていく訓練を今しています。
これだけでも少しずつ、コミュニケーションは変わってきました。
以前なら、反応的に感じたことが…、いったん間をおいて相手に対応することができます。
事実は何なのだろうか?
これはいろいろな場面で使えます。
カウンセリングにも応用できます。
「事実は何?」
このことは、これからも感じながら、傾聴や、そして発言する時にも大事なキーポイントになると思います。
あなたの反応したことの事実はなんでしょうか?。