私は、「怒り」で自分を防衛している時期が長くありました。
自分の悲しみや、自信のなさを「怒り」と言う鎧を着て守っていました。
自分が見せたくない部分を隠すための手段が、「怒り」「威圧」だったのです。
そんな人って…多くないでしょうか?。
自動反応としての怒りの感情
何かに刺激を受けて、自動反応的に怒りの感情が湧き上がる。
そのことは、怒りの感情と書きましたが、「根拠のない怒り」なんだと思います。
俗に言う、キレる…と言う状態です。
このザワザワした部分に飲み込まれて苦しい思いをしてきました。
心にささったトゲを抜く
どんな反応にも、必ず原因があります。
そこを見つめる…、それはカウンセラー、セラピストさんの力を借りて見ていきます。
未完了の感情…、これがあると思います。
未完了の感情については、こちらのブログが素晴らしい説明が書かれています。
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幼少期のもつれた感情は大人になっても、生き続ける。
このことを自分を見つめながら体感してきました。
トゲが抜けていくと心が穏やかになります。
未完了の感情が完了していく。
これを経験していくと、安心した感情が増えてきます。
頭での考えではなく、肚からの安心感とでも言いましょうか、そんな感情を感じることができます。
安心感は心のスペースを空けることができます。
そのスペースは心の余裕になります。
その結果、自動反応の原因(未完了の感情)が無くなります。
まさに「どちらでも良い」と言う感覚になります。
もちろん、トゲは一本だけではありません。
また同じような感情になります、それを何度も何度もトゲ抜きをくり返して、自動反応の怒りを解いていきます。
このことも自分を見つめることの一部なのです。
見せたくない自分はもちろん存在します、その部分も見られても良いや。
むしろ見せてやれ…、こんな感情に変わる、これを「トゲが抜けた」と表現してるのだと思います。
トゲはあらゆる感情になって現れる
心のトゲは「怒り」だけではありません。
渇望、悲しみ、落胆、無価値感、言葉にならない不快感になって現れます。
その感情に向き合う=自分と向き合う。
かんたんに言うと、こう言うことなのだと思います。
安心な心になるとは?
1,心が穏やかになる。
2,「他」をそのまま受け入れることができる。
3,条件づけはなくなります(〜〜してくれたら、と言う条件)
4,自己開示ができるようになります。
5,自己肯定感は高くなります。
今の状態が楽になります。
昔は、仏頂面が普通の顔でしたが、今は当時の顔はなかなかできません(笑)。
自分が変わると…周りの人の私に対する接し方が変わります。
これこそが状況が変わる…、そう言うことなのだろうと思います。
風邪をひいたら、お医者さん。
心も風邪をひきます。
そんな時は、カウンセラー・セラピストさんです。
気軽に利用してください。
一人で苦しまずに…、そう願っています。