みなさま、あけましておめでとうございます┏○ペコッ。
今年(2017年)も、三輪 昌志をよろしくお願いします。
年末の31日、弟のもとに面会をしてきました。
重い障害を持って生まれてきた弟です。
私の人生に大きな影響を与えてきた弟です。
幼い時…。
生まれたばかりの時、弟が障害を持って生まれてきたとは思いませんでした。
つまりこれが当たり前(普通)なんだ、そう思っていました。
小学校にあがった頃から、
「あれ?、他の家と違うな」と、思い始めました。
とどめは、同級生の言葉でした。
「お前の弟、なんか変だよな、それに臭いし」
その時、弟が障害者なんだと自覚しました。
その後、弟は施設に入り、それから40年以上、兄弟としての感覚はありませんでした。
片輪(かたわ)
中学生の頃、祖母と一緒に福島の親戚の家に行った時、
祖母の幼馴染のどっかのじいちゃんに言われたことばです。
「おまえ(祖母)の家には、こういう片輪が産まれてくるからな」
この言葉を言われた事、時ははっきりと憶えています。
世間の目はこういうもんだなと思った瞬間でした。
弟に対する憎しみ
何かことあるごとに、例えば、女性に振られたとか、
結婚しようとした時にそれがうまく行かなくなったりとか、
そんな事を弟のせいにしていました。
弟を原因にして弟のことを憎んでました、それが最近まで、50年近く続いていました。
メンターの言葉
教えていただいてる、LPL主宰の岡部明美さんの言葉を聞いてから、
自分の中の何かが変わってきました。
「どんな時代でも、0.2%の割合で、障害を持った人が生まれてくる」
「その人達の役割は、愛を伝えるためにこの世に生まれてくるの」
この言葉を聞いてから、自分の中の芯の部分で何か揺さぶれる感じがありました。
ですが、なかなか…、思い(囚われ)が解けるまで時間がかかりました。
今はおかげさまで、この弟がいてくれたから、心の事を学ぶようになり、
今の私がある。
自分の人生のプロセスに、弟は欠かせない存在なんだ…。
そう思えるようになってきました。
これは今、学ばせてもらっている❝LPL❞❝岡部明美さん❞のおかげです。
これからの自分
私が、今の思いに至るまで…、50年かかりました。
私の思い込み(囚われ)が強かったせいだと思います。
そう言った障害を持った家族のかたでも、普通に生活して、
健全な精神でいるかたもいらっしゃいます。
私と同じような境遇、障害を持ったお子さん、ご兄弟などが生まれてきて、
悩まれたり、苦しんでいるご家族のかた、
そんな方たちに寄り添える私になりたい…。
それが今年(2017年)の大きな目標です。
それにはまだまだいろいろなことが足りません。
自分でカウセリングなどの実践をつみながら、
学んでいきたいと思います。
障害を持った家族を持つ、これは家族だけにしか分からない葛藤があります。
隠したい、見られたくない、訳の分からない不安などです。
そこに寄り添いたい、今はその思いを強くしています。